M'ricyyyy

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Look at me

最近、溜息が増えた。
原因は分かってる、けど…



xxxLook at mexxx



「はぁ…」

俺は今日何十回目かの溜息をついた。
ここんとこ最近ずっとこうだ。
そこら辺ぐるぐる回ったり、無性に苛々するし、なんか…1日会わないだけで寂しいし。
というか虚しい。
(なんでだよ…)

「おい、大丈夫か?」
ふと声のした方を見ると、俺の事を心配したような表情(にはあまり見えないが)をしたバッツとティーダがいた。
「最近元気なさすぎッスよ、ていうか溜息つきすぎ!」
「全くだぜ、なんかあったのか?ジタン」
「あぁ、いや…」
なんか、言いにくい。
こんなことで悩んでる、なんて言いたくないし、何より表現しにくい…。
初めてだし、こんな感じになったの。

「相談なら乗りますわよ」
突然前触れもなく目の前に現れたシャントットに内心びっくりした、が
「ほんとか!?」
「えぇ、どんな相談でもよろしくてよ」
シャントットならいい答貰えそうだし、話しやすい。
「ここじゃ話しにくいでしょうから…あちらに行きませんこと?」
「おう!ありがとな」
何処に向かうかは知らないけど、取り敢えず後ろをついていった。



※ジタンはシャントットが腐女子だということを知りません



「あ…そういえば」
「どうしたッスか?」
「ジタン、シャントットが危ない思考の持ち主だと知らないんじゃ…」
「あ…、腐女子カムバッァァァァィァィァァァック!!!」
「呼んだ?」
「いや、ティナじゃなくて」
「ジタン…シャントットに絞られるんじゃないかな…。」
「「!!?」」





+++++
※会話のみ
「さ、何を悩んでるの?洗いざらい包み隠さず一字一句逃さずに教えてくださる?」
「いや、最近さ、クジャの事が頭から離れなくて…一日会わないだけでもなんか苛々するし…会ったら会ったでどうしたらいいか解らないし…」
「自分では分かってますの?その感情…」
「え…?」
「(そこまで来て分からないなんて…よござんす)単刀直入に言いますわよ、貴方クジャに恋してますわね」
「えと、は、…恋して、る、とは」
「(動転しすぎですわ!)そのままの意味でしてよ、クジャの事が好きなんでしょう?」
「いや、でも俺男だし…それに、クジャは兄弟なんだぜ?」
「言わせて貰いますけど、恋愛には性別も地位名誉も、時には血さへも越えるものなんですのよ。それに、そんな風に思っているのは貴方ですわよ」
「…っでも!」
「でももへったくれもありませんわ!男なら男らしく男として告白なさい!(無論貴方は受ですけど)」
「……うん、分かった。…ありがとシャントット」
「礼には及びませんわ(こちらもネタをいただいたことですし)」



「ほらね?」
「絞られたんだな、あれ」
「というよりジタン、そんなこと悩んでたんスね…」





+++++

取り敢えず、シャントットには告白しろと言われたので、クジャをクリスタルワールドに呼び出した。
早く来いよ…

「突然何の用だい?こんなとこに呼び出したりして…」
「ああ、ごめんクジャ…ちょっと話があって―」

駄目だ、いざこの状況に陥ると、何も考えられない。
大袈裟、とかじゃなくて、本当に。
ずっと固まってる俺のこと、クジャが変な目で見てる
冷汗が止まらない

「何かあるなら早くしてくれないかい?」

正にぐうの音も出ない。
使い方を間違った気もするが、じゃなくて
伝えなきゃ
男らしく男として…だっけ

「…もう帰るよ、僕は忙しいんだ」
「クジャッ…俺、」

「俺、クジャのこと、が」



好き、みたい…



…尻窄まりな声、

ものすごい勢いで熱くなる顔
瞬間に恥ずかしくなって
俺はその場から逃げ出した













_____________
?でcpやり遂げた(*´∀`)
幸せッス、←
自分で書いといてあれなんですけど
クジャ忙しいって…何で?
自爆w

2009/08/09

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