M'ricyyyy
メタルアンドロイドギア
ただの陳腐なもの。
足下に転がるのは、見慣れた顔の
最愛、零崎人識の頭だった。
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―視界は一面深紅の海、
―敷き詰められた薔薇、
―でもそれは、錯覚だ。
―だってそこは血の海だから。
ぼくは現在、素晴らしき絶景の中に立っています。
真っ赤な真紅のあの人にも負けないくらいの、深紅に。
あれ。?
ひとつ、その紅に似つかわしくないものがある。
白。
髪の先は血に塗れて紅になっているけど。
でもそれは紅に異常をきたす白だ。
廃除しなければ。
そもそも、これは誰だ?
知った顔だけど。
知らないよ。
ぼくは。
きっと
うん、
どこかで会ったのかもしれないけど。
僕の記憶力は壊滅的だから。
知ってても、
知らなくても
どうせ一緒。
何も変わる、ことはない。
異端は廃除
その首を掴み、
窓の外へと
放り投げた。
ただの陳腐なもの。
窓の外に転がるのは、見慣れた顔の
最愛、零崎人識の頭だった。
もう、元には戻れないんだ…
#end
*****
なんだこれは。
?不法侵入者の抹殺
?愛した故の行為いわゆるヤンデレ進化
?喧嘩しってどーん←
お好きなもので捉えていただければ…
ちなみに私は?希望です。
でも矛盾しますね、好きなのに顔忘れるとか。
じゃあやっぱり?かな、←
?は有り得ないね
僕零の終末地点いちってえな感じで。
2009/08/04