M'ricyyyy
RepentanCE
鈍い感情が
溢れ出した欲が
全部塗りつぶしていくのが、
手に取るように
目にはっきり見えて
ぶすり
鈍い
鈍い
本当に
貪欲な
音が
破裂して
本当に汚い
でも、止められなくて
低く唸る銀色の刃が
深く肌色に刺さっていて
その柄を掴んだまま
押し込みも引き抜きもせずに
『哀しい?』
『別に』
『痛い?』
『いたくない』
俺は また 他人の血には染まらなかった
(最後くらい、浴びてみればよかった)
***end
+久々の更新、超短文でしかも主語が一切ないという。
+零僕で、僕死ネタ。な感じです。
2009/10/17